先日、「お坊さんはなぜ夜 お寺を抜け出すのか?」という書籍を虚空山彼岸寺が出版されました。
虚空山彼岸寺は、「文化のココロ」や「暗闇の旅路」などにて、
街オリが深くお付き合いをさせて頂いている、
超宗派の若手お坊さんの集まり・取り組みです。
この本の中で、お寺とお寺以外が協働した取り組みの紹介として、
街オリのことを取りあげて頂きました。
彼岸寺より取材をして頂き、街オリがなぜ今の事業をすることになったのか、
お寺と協働することはどのような意味を持っているのかということが、
とても鮮明に書かれていますので、お時間があればぜひご一読ください。
尚、その中の一節に取りあげて頂いた私の言葉で、
「仏教には深い歴史があり、数多くの立派な経典があります。
でもそこに書かれていることを話すだけでは興味を惹かれない。
経典に書かれていることを踏まえた上で、
自分の言葉で社会に問いかけをし、
自分の手と足で動いている僧侶からは大きな刺激を受けるし、
希望が沸いてきます。」
というものがあります。
彼岸寺の青江覚峰さんや樋口星覚さんを始めとする皆さんは、
まさに現代を自分の目で直視し、
それに基づいて考え・活動をしていらっしゃる私と同世代のお坊さんであり、
本の中ではその方々の考えがとても良くご自身の言葉で
まとまっていらっしゃると感じました。
これまで仏教に興味・関心があまりなかった方も、
良く考え抜きながら現代を生きている若い世代の物語として、
とても面白く読めるものだと思います。
追伸、青江覚峰さんから許可を頂き、
街オリが載っている項をご覧頂けるようにしました。
全体にご関心を持たれた方用に、アマゾンへのリンクも以下に掲載します。
⇒amazonのページ
文責: 佐々木文平
「暗闇の旅路」が、10月1日発行の雑誌「宣伝会議」の
「マーケティング&クリエイティビティで地域活性」のページに取り上げていただきました。
掲載文章としては、
「暗闇の旅路」の目的
旅行に行きたくてもいけない、観光に来て欲しいけど誘致が難しい
「暗闇の旅路」のターゲット
旅行に行きたいけど忙しくて気軽に行けない30代男女、主婦、年配の方など
また、覚峰さんのコメントとして、
「暗闇の旅路」では、暗闇の中により感性を研ぎ澄まし、
地域特有の食材を味わいつつ、旅の疑似体験をして頂く。
そうすることによってその土地への関心を高め、
実際に訪れてみたいという好奇心を引き出していきます。
そして日本・世界のすべての地域に暗闇のなかでスポットライトをあて、
活気づけていきたい。
というような内容で取り上げて頂きました。