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伊香保温泉 ~ 歴史の旅

榛名富士 ( 3 / 9 )

残念、正解は 2 (石段の左右に位置する旅館に引湯権を与えて、子孫代々決められた量の温泉を分配するという決まり。) です!

寛永16年(1639年)、決められただけの量の温泉を
各旅館に分配する「分湯制度」が井伊兵部少輔により規定され、
以来現在までその原型は全く変わっていません。

伊香保温泉の石段の中央には、
湯元より引いた温泉の流れる樋(とい)があります。
この樋の所々に堰(せき)が設けられ、
そこから旅館ごとに大きさが決められている
小満口(こまぐち)と呼ばれる穴を通して、
各旅館に分湯されています。

温泉博物館には、小満口の大きさについて
取り決めた証文が展示してります。
江戸時代の契約が今でも守られているそうです。

石段の所々には、分湯するしかけが見られるのぞき窓が
設けられているので、ぜひ一度ご覧になってください。