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隅田川河口の風景 ~ 江戸から東京へ

勝鬨橋(かちどきばし) ( 6 / 7 )

残念、正解は 1 (隅田川にかかる橋で最初に建設されたのは勝鬨橋である。) です!

隅田川に最初に架けられたのは1594年に作られた千住大橋です。

昔は現在ほど橋の数もなく、渡しがいたるところにありました。
昭和の初め頃まで渡しは、庶民の足として重宝されていました。

勝鬨橋の建設は1940年に開催予定であった国際博覧会の事業の一環として、
日本の技術力を結集して全て日本人の手で造られました。
しかし残念ながら、戦局の悪化と共に博覧会の開催は中止となり、
諸外国へのお披露目は戦後になってしまいました。

また可動橋としても最盛期には1日5回、毎回20分ほど開いていましたが、
それも自動車の普及と共に1970年を最後に現在まで閉じたままです。

しかし隅田川の入り口に相応しい、堂々としたその姿は
橋が開かなくなった今でも市民に愛されています。
また、再び勝鬨橋を開かせたいという声も根強く、
実現が難しいながら多くの人々に懐かしき昭和の東京と夢を見せてくれます。

勝鬨橋は今日も東京のシンボルの一つとして
私達に変わらぬその勇姿を見せてくれています。