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谷中・根津・千駄木 ~ 谷根千に残る下町風景を歩く

根津: S字坂 ( 1 / 7 )

残念、正解は 1 (森鷗外) です!

ここS字坂は、
そのごく近くの観潮楼という場所で執筆活動を行っていた文豪、
森鷗外によって命名されました。

その由来は彼の代表作である『青年』にあります。

その中で鷗外はこの坂について、
「割合に幅の広い此坂はSの字をぞんざいに書いたように屈曲してついている。…」
と記述を残していました。

それを第一高等学校(現在の東京大学)の生徒たちが読み、
好んで「S坂」と呼ぶようになり、地名として定着したそうです。

ちなみに幸田露伴も北原白秋も谷根千周辺に住んでいました。
谷根千は静かで風情溢れる街並みを持っていたこともあってか
多くの文豪に好まれ、今も「文豪の街」と呼ばれています。