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麻布 ~ 坂の上り下り散歩で七不思議とアートを楽しむ

一本松と大黒坂 ( 2 / 6 )

大黒坂を入り口の急な斜面に一本松があります。
この松はここに植えられた5代目の松で、
一本松の歴史は平安時代にさかのぼります。

清和源氏の祖、源経基が
この松の側の民家に泊まったとき、
翌朝この一本松に装束をかけて麻の狩衣に着替えていった
という逸話が残っています。
このあたりには現在も古い建物が残っていて、
都心にも関わらず、どっしりとした趣があります。

源経基は他にも、麻布にさまざまな伝説を残しています。
麻布にある、ある橋の名前の由来も
源経基の伝説に基づくものです。

平将門が天慶の乱を起こしたとき、
天皇にそれを報告しようとした源経基が川にさしかかったところ、
平将門の味方である前司広雄という者が
橋に関所を構えて通行を阻みました。

経基は、自分が前司の味方であるとあざむくために、
前司にあるものを与えて関所を通過したといいます。
さて、経基が与えたものは次のうちどれでしょうか。






笄(こうがい)

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