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新宿の歴史をたどる ~ 江戸の宿場町から平成の大都会へ

新宿新都心 ( 7 / 8 )

日ごろ何気なく歩いている新宿西口の街並み。
実はここは壮大な都市計画のたまものなのです。

1960年当時、日本の都市機能は
千代田区・中央区・港区に集中していました。

そこで、新宿に道路・公園・オフィス街・商業施設を整備し、
都市機能を都内に分散させる計画がもちあがりました。
それが、1960年に議決された新宿新都心計画です。

30年にわたる都市開発を通じて
新宿は新都心に生まれ変わりました。

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ちなみに、日本で初めての画期的な再開発計画であった
新都心計画は以下のように進められました。

まず1967年に西口駅ビル、西口広場が竣工し、
続いて翌年、新宿中央公園が完成しました。

同じ時期に超高層ビルの建設も進められます。
1971年の京王プラザビルの完成を歯切りに
西口は超高層ビル時代へと突入していきます。

そして、1990年の東京都庁舎の完成をへて、
新宿は都市機能を備えた新都心となりました。