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渋谷の歴史、知ってる？

円山町と109付近の賑わい ( 5 / 8 )

駒場周辺だけでなく、現在の代々木公園もまた練兵場でした。
ここは1909年に練兵所として設立され、
翌1910年には陸軍の徳川大尉という人が日本初の飛行に成功しています。

そして終戦後は連合軍に接収されました。
ワシントンハイツと名づけられた米軍の宿舎となり、
渋谷のまちには大勢の米軍兵士の姿が見られるようになります。

円山町はその際、米軍の慰安所に指定され、
「当時の芸妓たちが身をもって一般婦女子の防波堤になっていた」
と言われています。

(写真は代々木公園。)

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欄外:

駒場も終戦後、連合軍に接収されたり、
他の用途に転換されたりしています。

現在の駒場野公園は連合軍司令官宿舎として利用され、その後返還されました。

また筑波大附属駒場中高校や、駒場東邦中高校、駒場高校は
すべて陸軍用地が転用されたものです。

なかには近衛輜重兵大隊の屋内射撃場など、屋内射撃場の防音性を活用し、
当時の建物をそのまま音楽スタジオとして使用している例もあります。