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忠臣蔵 ~ 討ち入り後の舞台を巡る

永代橋 ( 2 / 9 )

吉良の首を討ち取った四十七士は、明けて12月15日午前5時過ぎ、
泉岳寺を目指し、隊列を組んで歩き出しました。

彼らは主君の敵討ちという大義名分はありましたが、
討ち入りの張本人でもありました。
町人達は当然、四十七士との関わりを恐れました。

そのため彼らは、途中、回向院に寄ろうとしても入れてもらえなかったり、
怪我人は船に乗せてもらえるように船頭に頼んだものの断られたりと
一行はずっと歩いて泉岳寺を目指すことになります。